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百聞は一見にしかず。ヒデポンです。片田舎の高校生です(笑)オナ禁を主軸に日々思ったことを好き勝手に書いていくブログです。

【依存症ビジネス】依存症は病気ではなく習慣

( ゚▽゚)/コンニチハ

今日は早速、前回の宣言通りこの本について語って(この記事に)遺してアウトプットしようかと思います。

依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実

依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実

 

こちらが前回の記事になります。

 【私事】夢中になれるものないかな〜 - hidepon's channel

 

 

それで今回は本書の第二章

依存症は本当に"病気"なのか?

について書いていこうと思います!

依存症は複雑怪奇

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依存症というと、1度なってしまったらものによっては、

・回復不可

・治療が困難

・回復しても〇〇年以内に再発しやすい

などという情報が頭に浮かんでくるでしょう。

 

この本で(1章〜2章)目にしたのは、

  • ヘロインや鎮痛薬などの薬物依存
  • ポルノ依存
  • ゲーム依存
  • スマホ依存(依存症の新生児&僕の抱える問題)

などの代表的な依存症のメンツです。

 

さて、依存症というと

「ズバリ〇〇が原因だ!」

と1つにまとめて言えるものでしょうか。

 

ニューヨークの1人の少年が、ある日を境に

ヘロインや喫煙にどっぷり浸かってる。家族との関係も壊滅的になり、自暴自棄になって非行を繰り返したりしています。

日に日に息子が変わる様子をみた両親はついにパニック状態になり、藁をも掴むように

病院の医者の元に少年を連れ込みました。

 

さて、原因は?

いつから?

どこからやってきたの?

 

・周りの人物が全員ドラッグの常習者だったりヘビースモーカーだったかもしれない

・失恋や冴えない毎日の繰り返しで自分の人生に嫌気がさし、即効でハイにさせてくれる薬物(=ヘロイン)に出会ったからかもしれない

・見知らぬ人物に脅迫や勧誘を受けて断れなかったからかもしれない

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めちゃくちゃありますよ。原因

"原因は"複雑です。

そして、コレと断定できるものではなく

複雑に絡み合ったタコ足配線の如く、依存症はこんがらがったものです。

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依存症って実際には

特に数値化できるものでもなく、

癌や心臓病といった

科学的な検査でハッキリわかるものではありません。

 

心因性のED(勃起不全)も同様でしょうか?

そして、度重なる病院通いで持ち帰るのは新しく処方される治療薬の数々。

飲んで飲んで飲みまくる。

 

治療薬は付け焼き刃

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【付け焼き刃】

 一見切れそうに見えるが、実際は切れない刀を意味する表現。切れ味の悪い刀に、鋼の焼き刀をつけたことに由来する。転じて、その場しのぎのために、一時的に知識などを覚えることを意味する語として用いられる。

 

実は、本当に薬が必要(生命維持に関わる)とされる人は全国の治療薬に頼っている人口の中では

ほんの一部である

と研究調査で判明しています。

処方している全員が全員必要なために薬を使っている訳ではないことが分かります。

更に一般の方が向精神薬などを使っても、そういった薬は依存性が強いので、一度使えば底なし沼のような、薬頼りの私生活になる傾向が強いようです。

アメリカでは、クラブなんかでハイになりたい学生たちの間で向精神薬が使われるとか…

 

そして、この調査からわかることはただ1つ、

 

薬の用途を履き違えたり安易に頼ると多くの被害を被る

 

ということです。

実際、依存症を治すどころか、治療に使っていた薬の依存になることは珍しくないそうです。

 

まさに付け焼き刃となっているのが、そうした診療所から処方される抗うつ薬や鎮痛薬などと言った「治療薬」です。

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依存症≠病気

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アメリカでは、依存症を「病気」と見なし、その治療や回復を目指す組織や団体がいるみたいで(古い所だと1935年から)、著者も一時期、アルコール依存症の治療のため、お金を払ってその団体で治療を受けていたそうです。

 

しかし、著者には自力で薬物依存とアルコール依存を抜け出した友人がおり、それを踏まえた上で

「依存症を病気と見なすことで当人が言い訳にしてしまう。」と言っています。

 

実際に、その団体主催のパーティーに出席していた著者はある事に気が付きました。

そこに居る誰もが、

 

不幸自慢をするために依存症を持ち出したり、自分の人生に生じる責任を依存症に転嫁する

 

ような会話がみられたそうです。

 

ちなみに筆者のご友人は、5年間にも及ぶ依存症との戦いに勝利を収めたあと、温かい家庭と家族をもち、ベンチャー企業で活躍なさっているそうです。

 

つまり著者は、

そもそも依存症は自分の選択によって引き起こされた"結果"であって、突然降って湧いた災難ではない。

と言いたいのだと思います。

 

必要なのは、

 

傷の舐め合いや不幸自慢をするのではなく、

起きたor起こした問題に対してどう対応するのか

 

です。

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感情論で片付けたり、

感傷的になっては、

具体的な解決案や

ポジティヴシンキングはできません。

余計に自分の首を絞めることに繋がりかねません。

 

依存症の過程に潜むもの

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※本当は貞子か伽椰子(かやこ)の画像にしようとしたんですけど怖すぎてやめました。

 

依存症が「病気」としてではなく、「習慣」として位置づけると、あるものによって陥っていくことがわかります。

 

それは、

原因となる引き金がある環境

です。

 

つまり、

入手しやすさ

が関係してくるということです。 

 

例えば、

甘い物が好きだけどダイエットをしたいから砂糖禁をしてるにも関わらず、破ってしまう人の近くにはいつも近くに甘い物がいくつもあったり、

「三度の飯よりゲーム」状態の人がいれば起きた翌日には、目の前にコントローラーとゲーム機が鎮座しているわけです。

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この、「入手しやすさ」は4種類あるそうで、

 

  1. 物理的な入手しやすさ 
  2. 心理的な入手しやすさ
  3. 経済的な入手しやすさ
  4. 社会的な入手しやすさ

 

それぞれ簡単に言うと、

【物理的】

依存の対象そのものが自分の近くにある

ex.)オナ禁中なのにポルノ雑誌が家の中にある

 

心理的

その人の人格、背景、ポリシーなどが、特定の依存の対象と結びつく関係になっている

ex.)両親がタバコを吸っている(背景)

 

【経済的】

リーズナブルな価格や入手手段になっている

ex.)インターネットを開くと頻繁に目にするエロコンテンツそのもの

 

【社会的】

周囲の環境や他者が依存の対象となるものを促している

ex.)友達からやたらに風俗の誘いがあったり、エッチぃ画像をLINE伝いに見せてくる

 

となります。

 

周囲の環境を侮るべからず!

ですね。

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気をつけなはれや!

依存症は僕やあなたのお側にいるかもしれません。

 

まとめ

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時代とともに依存症は姿形を変えてきました。

時にはアヘンだったり、時にはお酒(西部劇のイメージで)だったりといった具合に。

しかし、僕たちが全く依存症に対して無力な訳ではありません。

シンプルに

 

知らないだけです。

 

僕たちは認識していないことに関しては、

驚くほど誤った知識をもっていたり、凄く面白いことだったりします。

 

だから、先入観・思い込みで固めてしまう前に、

知ろうとする姿勢

が今後の自分の支えになってくれると思います。

 善行も悪行も引き金を引くのはいつも自分です。

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はい!

2章だけなのにめっっっちゃ長くなりました!(いつものボリュームと比べて)

書いてる途中で要点忘れそうになったり

途中で飽きがきて休憩はさんだり

しましたが結局のところ、

情報発信って楽しいな!

って思います。

 

 

でわ、良きオナ禁ライフを! 

 

人間は、その人の思考の産物にすぎない。

人は思っている通りになる。

 

- ガンジー -